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39件の議事録が該当しました。

該当会議一覧(1会議3発言まで表示)

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1997-11-04 第141回国会 衆議院 予算委員会 第5号

○西川(太)委員 一九九六年二月二十三日にこの予算委員会で、我が党推薦慶応大学教授の池尾さんが、今回の政府住専処理案も、新たな先送り策である、びほう策ではないか、大蔵省から発表されている不良債権の総額は四十兆円程度という、しかしアメリカの調査機関によると百四十兆円とも言われている、日本不良債権問題全体の解決につながるような案でなければ真の意味政治的決断とか抜本的対策とは言えない、特に住専には

西川太一郎

1996-06-18 第136回国会 参議院 本会議 第29号

しかも、加藤幹事長は今回の住専処理案を決定した与党実質的責任者であります。国民加藤氏の疑惑解明を強く求めたのは極めて当然のことであります。しかるに、与党は、多数の力をもって加藤水町両氏証人喚問を拒否し続け、強引に疑惑隠しを行ったのであります。  議会制民主政治国民の多様な意見を国政に反映させる制度であり、それなくしては国会は成り立ちません。

林寛子

1996-06-14 第136回国会 参議院 金融問題等に関する特別委員会公聴会 第1号

今回、政府が提出しました住専処理案私的企業への公費導入という点がありますけれども、それと同時に、今回金融関連法案では、これから市場規律に基づく新しい金融システムの構築、そういうものを目指しているわけでございますけれども、そういう意味では非常に矛盾したものを持っているんじゃないか、二つの住専処理のものとそれから関連金融四法というものが。  

渡辺孝男

1996-06-12 第136回国会 参議院 金融問題等に関する特別委員会 第4号

参考人橋本俊作君) 今の武村前大蔵大臣のお話が、どこでそういうふうなことをおっしゃったのか私は存じ上げなかったのでありますが、政府住専処理案策定に当たっては、関係当事者最大負担を求めた上で、金融システム全体の安定維持を図るという観点から、それでもなお埋まらない部分財政資金で投入して埋めると、こういう御判断があったかと思います。  

橋本俊作

1996-06-04 第136回国会 衆議院 金融問題等に関する特別委員会 第8号

このように、ですから、会社更生というのは比較的なじみが薄いようでございますけれども、利害が錯綜する事案について、公的な手続において企業を再建させて、より破産よりも多くの配当をするというところにメリットがございますし、今回の住専処理案に比べますというと、はるかに透明性があるという点に利点がございます。

清水直

1996-06-04 第136回国会 衆議院 金融問題等に関する特別委員会 第8号

清水参考人 結局、政府住専処理案というのは、七社を十把一からげに処理するというところに非常に粗っぽい処理があるのでございます。  地銀生保住宅ローン関係者から私は話を聞いたことがございます。その関係者の方は、我々の会社は、母体行が放棄をしたら全く赤字がなくなってしまう、その状態なのに、なぜほかのもっと悪いところと一緒にならなければならないのだということで大変不満意見を述べておられました。

清水直

1996-05-28 第136回国会 衆議院 金融問題等に関する特別委員会 第3号

もちろん株価はさまざまな要因によって決定されるものと考えますけれども、この昨年末以降の株式市場の顕著な推移につきましては、為替相場の安定あるいは景気の回復期待感の高まりとともに、住専不良債権問題の解決への期待感というものが大きな要因であるというのは、市場関係者の一致した見方であろうかと存じますし、市場では、住専処理案国会での御審議を経て速やかに実行されることを期待しておるものと考えております。

長野厖士

1996-05-21 第136回国会 衆議院 本会議 第26号

私は、住専処理案を廃案にし、国民税金投入を直ちに中止することが国会の良識であると申し上げたいのであります。(拍手)  政治に携わる者は、国民の負託を受けて行動することは当然であります。行政もまた、国民の信頼があってこそ成り立つものであります。しかるに、住専破綻をここまで放置し、金融秩序が揺らぐほどの不良債権問題を抱えるに至っております。

森本晃司

1996-05-21 第136回国会 衆議院 本会議 第26号

政府住専処理案、提案されている住専処理法案は、住専処理主体的責任を実際上政府が引き受けてしまうものとなっています。法案の基礎になった昨年十二月十九日の閣議決定では、母体行などの金融機関政府負担を要請するとされています。つまり、政府母体行など関係者に協力をお願いするという形になっているのであります。  

佐々木陸海

1996-05-08 第136回国会 参議院 予算委員会 第18号

一方では時間の戦いだといって、早く予算通して住専処理案を成立させてほしいと言うんですけれども、そうであれば早く強力な債権回収体制案の作業を急ぐべきではないかと思います。もう急がないと金融不安が起こると言ってあおっておきながら、それに見合うスピードで、大蔵省事務方になりますけれども、大臣、作業していないのではないかということなんです。

大森礼子

1996-05-08 第136回国会 参議院 予算委員会 第18号

ですから、この住専処理案で到底この金融システムに関する不安が一掃されるとかあるいは預金者が必ず保護されるという、そういう筋合いのものじゃないと思うんです。  ですから、私は、今まずやることは、不良債権全体の処理スキームといいますか、これをどうするかというルールをまず決めるということが一番大事じゃないかと思いますけれども、この点、総理の御見解をお尋ねして、私の質問を終わります。

荒木清寛

1996-05-07 第136回国会 参議院 法務委員会 第7号

今回の住専処理案を正当化しようとする説明の中には、残念ながら、こうした法治国家自己否定につながるような説明がしばしば見かけられ、非常に残念に思っております。 こういうふうに述べておられます。  私も、今回の処理スキームというものは法治国家自己否定じゃないかというふうに思っております。  

大森礼子

1996-05-07 第136回国会 参議院 法務委員会 第7号

まず、この政府住専処理案、国民の多くの方はいまだに全然納得していない状態であります。橋本総理御自身も、参議院の予算審議段階でも、いまだ国民理解を得るに至っていないということを認めておられるわけです。昨年十二月から非常に大きな問題になりまして、国民の方も最大の関心を持ってきた。マスコミもそうである。国会の場でも論議がされてきたと。

大森礼子

1996-05-02 第136回国会 参議院 予算委員会 第17号

住専処理案ができまして、それに対する論議が随分長い間続いておりますけれども、いまだ大部分国民からは、住専処理税金を投入するということにつきまして納得を得られていないというのが現状だと思うんです。  大きな銀行がみんなついていて、それが住専というものをこしらえた。その住専破綻したと。

関根則之

1996-04-24 第136回国会 参議院 予算委員会 第13号

違う解釈をしていて、その談合の結果がCなる住専処理案になったんでしょう。だから、そのCなる住専処理案も、私ども同僚議員が何回も指摘しているようにガラス細工のようにいつ壊れるかわからない。もし途中で壊れたら、仮に皆さんの思うとおりに法案が通ったとして、途中で壊れた場合には、またAとBの違いに戻るんですよ。その違いが戻って、また談合して、また国民に迷惑をかけるのか。

横尾和伸

1996-04-22 第136回国会 参議院 本会議 第12号

また、国民の九割が反対している政府住専処理案、官僚資料隠しを許した「もんじゅ」事件厚生行政の腐敗が問われているHIV事件、経済三分野のすべてを先送りした日米関係のきしみ、結論を出せないNTT分割問題など、現在の連立与党は既に政権担当能力を失っております。  今こそ、民主主義ルールにのっとり、これらの問題を争点とした解散・総選挙で民意を問うべきではないでしょうか。

寺澤芳男

1996-04-22 第136回国会 参議院 予算委員会 第11号

これを合計いたしますと六兆円を超える、住専処理案予算額の約十倍ということになるわけです。  さらに、政府が、自治体や財団法人であります民間都市開発推進機構、これに対して土地先行取得のために税金を投入しているいわゆる三兆二千三百億円、これは必ずしも悪いという話じゃないわけですけれども、これも住専処理案予算額から考えていきますと五倍になる。  

加藤修一

1996-04-22 第136回国会 参議院 予算委員会 第11号

家計を預かっている主婦にとっては、自分たちのわからないところで税金がこのような形で使われているというふうに知っていただきたいと思いますし、さらにこれを踏まえた形でといいますか、わからないところで進んでいる中にあって、実は今回の住専処理案では六千八百五十億円、これがさらに使われようとしている、とんでもない話であると。  

加藤修一

1996-04-19 第136回国会 参議院 予算委員会 第10号

参考人橋本俊作君) 先ほどから申し上げておりますとおり、住専処理案策定の初期の段階では私ども母体各行といたしましても、いわゆる貸し手責任による負担ということ、つまり破綻時における貸国債権の割合によってそれぞれが負担をしていく、そういうことを主張したわけでございますが、最終的に政府案に盛り込まれました母体行による住専に対する貸国債権全額放棄という非常に重い負担を選択せざるを得なかったわけでございます

橋本俊作

1996-04-16 第136回国会 参議院 予算委員会 第7号

特に、私は税の観点から、政府がお出しになりました住専処理案について幾つかの問題点を指摘し、それについて御質問をしてまいりたいと思います。  税の問題に入ります前に、私の質問の意図を十分お酌み取り願いたいために、ちょっと税に関係のない御質問を最初に二、三点させていただきたいと思います。  

牛嶋正

1996-04-16 第136回国会 参議院 予算委員会 第7号

関根則之君 総理はこの住専処理案をお決めいただいたときの総理ではなかったということもあるわけでございますけれども、どうかひとつ、公的資金を使う以上、ただ和解だ、協議だ、当事者間の話し合いだということだけで、それにただ乗っているというような姿勢ではなくて、やっぱりそういう民間、私人のいろんなやり方に対してきちっと自分たちで引っ張っていく、そういう指導性をぜひ発揮していただきたいと思います。  

関根則之

1996-04-11 第136回国会 衆議院 本会議 第16号

しかし、いずれにせよ、住専処理案としての法的処理案は、政府与党として既に十分に検討したところであります。  まず、会社更生法関係当事者の同意が得られません。破産法適用については、これによって多大な不利益をこうむる農林系金融機関が、政府母体行を相手取って訴訟を提起し、泥沼の訴訟合戦に発展することが予測されます。

五十嵐ふみひこ

1996-04-11 第136回国会 衆議院 予算委員会 第30号

さて、政府住専処理案は、手続内容の面からも欠陥矛盾に満ち、到底納得できるものではありません。関係者責任追及は不徹底、根拠は不明確、スキームはあいまいなままで、ずさんなバブル融資に狂奔した預金者なき住専処理税金を投入する政府案のお粗末さは、国会質問等を通じて白日のもとにさらされ、国民の怒りは一層高まりました。

今津寛

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